ディズニーランドはお好きですか？ディズニーランドを彩る季節ごとの木々や花々は一体どのようなものがあるのか、こちらの記事ではディズニーランドの植物をご紹介していきます。こちらの記事を読んでからディズニーランドへ行くとまた違った楽しみ方ができますのでオススメです！
さて、現在季節は春です。春は植物たちが芽を出し花を咲かせ、色とりどりの風景を見せてくれます。外の世界にはどんな植物がどんな風に成長しているのか、一歩表へ出ると気になってしまい、あちらこちら寄り道をしてしまいます。今年はこういったご時世ですから都立施設や植物園なんかも休業をしています。さてどうしたものか一瞬思案しまして、そうだ「東京ディズニーランド」の植物を見に行ってみようと思い立ちました。
東京ディズニーリゾートの敷地には約6000種類、64万本の植物が植えられており、季節ごとに模様替え、剪定され、いつ見ても美しい四季折々のランドスケープがデザインされています。日本最大の面積を誇る植物園とも言える東京ディズニーリゾートですが、こんな広大な土地の植物たちを一体誰が管理しているのでしょうか。そこはさすがのディズニーリゾート、園内の造園・管理を手がける株式会社グリーンアンドアーツという会社まで設立してしまっています。この会社が企画・設計・運営を行い、造園キャストとして園内の植物を手入れしているそうですよ。さすがですね。
ちなみに世界のディズニー・テーマパークの設計・開発やアトラクションの企画・クオリティー管理などを担当するWalt Disney Imagineeringという会社もあり、最近オープンした美女と野獣のアトラクションでは最先端技術、ハイクオリティの演出がなされています。ベルや野獣の動き表情などを作り上げるロボティクス技術、音と動きを同調させるように制御されたオーディオアニマトロニクスシステム、プロジェクションマッピングなど、最新技術をただフルで導入するだけでなく、どこにどのようどのくらいのレベル感で活用すれば最高のパフォーマンスを引き出せるかを検討され尽くしている印象を受けました。まだ見に行かれていない方は是非足を運ばれることをお勧めします。
こうした各業界の専門の方々の思考や時間の全てを注ぎ込めるように組織化され、現実的にちゃんと動けているからこそ、最高のエンターテインメントを作り上げることができるんだろうなと、もうスタートの時点から違うし企業文化も違うし、一朝一夕には完成しないクリエイティブ集団を作り上げたところがウォルトディズニーの最大の功績なんじゃないかと、そう言ったところにまで想いを馳せてしまうディズニーです。
さて本題に戻ります。
今回は２０２１年４月のディズニーランドで育成されている植物を見てまいりましたのでご紹介します。直近で行かれる予定があれば園内の植物を見て回る楽しみも味わってみてくださいね。
エントランス ーミッキー花壇の千日紅ー
ということでやってまいりました。あいにくの曇り模様ではありますが張り切って見ていこうと思います。まず最初にお出迎えしてくれるのは通称「ミッキー花壇」と呼ばれる、花で描かれたミッキーの満面の笑顔。さすがですね。どんな状況になったとしても、たとえ花になったとしてもお客様を最高のおもてなしの心で迎えるミッキーです。こちらも季節によってデザインはもちろん花も変化します。今回は千日紅でした。
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ワールドバザール ー街灯のサイネリアー
エントランスゲートをくぐると見えてくるのが、ミッキー風船を手に入れることができるワールドバザール。たくさんのショップがひしめき合い、閉園まぎわにはお土産の購入のためにたくさんの方が行列を作ります。計画的にお買い物は済ませましょうね。お昼の時間にお買い物して一旦ロッカーに入れておくのがオススメですよ。
ここではサイネリアを発見。この街灯もおしゃれですが、街灯にバランスよく配置された鉢植え、バスケットが素晴らしいです。鉄骨も含めたグリーンの統一感に赤紫色の花びらがインパクトあります。思わず足を止めて見入ってしまいますね。
ワールドバザールを進んでいくとシンデレラ城が見えてきました。
いよいよディズニーランド中央のエリアに入っていきます。
ワクワクしてきました。
と、ここで。気になるものを発見。
これってガチャピ・・・。ですかね。
ちょっと真相は不明ですが、隠れガチャピ・・・を通り過ぎまして。
パートナーズ像の広場に向かっていきます。
パートナーズ像の広場 ーオリーブの木ー
パートナーズ像の広場にやってまいりました。天気が良いとこんなにも素敵に見えます！
そして本日がこちら！変わらずの曇りでございます。
こちらの像は、前段でお話ししたWalt Disney Imagineeringのクリエイターである、ブレイン・ギブソンさんによって原型が制作されました。現在のところ5体だけ製作されているようで、最初の1体目は世界で最初に建設されたカリフォルニアのディズニーパーク「ディズニーランド」に設置されています。設置された日はミッキーマウスの生誕65周年を祝う1993年11月18日です。ウォルト・ディズニーは享年65歳、そして11月18日はミッキーマウスのデビュー作である『蒸気船ウィリー』が公開された日つまりミッキーマウスの誕生日ですから、ディズニーにとって65周年目の11月18日は特別なのです。自分たちの作り上げた世界や歴史を大切にしているのを感じますね。東京ディズニーランドのパートナーズ像は開園15周年の際にウォルトディズニーから寄贈された世界で３体目のパートナーズ像です。
この広場までくると、目に入ってくるのがいたるところに植えられているの大きなオリーブの木です。このくらいの大きさのオリーブの木欲しいです。高いんだよなー。
天気が良い日に見に来るとシルバーグリーンの葉がキラキラと美しく見えるでしょうね。シンデレラ城も見えますし、天気の良い日は写真スポットかもしれません。
シンデレラ城前広場 ーカランコエー
ちょっとシンデレラ城の方に近づいて行ってみましょうか。ここにもオリーブの樹がありますね。
そして花壇に植えられているのはバランスよくアーチ状に植えられたカランコエです。これやるの一苦労なんですよね。労力を感じます。
さて、ここでブラスバンドの音楽が聞こえてきましたよ。
パートナーズ広場でウェルカム演奏が始まったようですね。通常であればパートナーズ広場に急ぎ戻り、演奏に聴き入るところですが、本日は日本最大級の植物園ディズニーランドにやってきていますので、前へ前へと突き進みます。
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シンデレラ城と薔薇
まだ花は咲いていませんがスプレーの薔薇です。色はピンクの花びらが微かに見えていますね。薔薇が咲いた時のここからの景色は、まさにディズニープリンセスの世界でしょうね。おすすめフォトスポットです。薔薇は５〜6月頃に開花して夏頃は満開の薔薇が見られますので、ちょうどこれから見頃になってくるかと思いますよ。
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シンデレラ城と花畑
よくぞこの景色を作りましたね。まさにここでしか見られない風景ですね。ビオラ、カザニア、サクラソウ・・・etc・・・
たくさんの花が植えられています。
青いスプレーの花はデルフィニウム。シンデレラ城の屋根の青に合わせたんでしょうか。デルフィニウムの横はラナンキュラスですね。ここからの景色も本当に素晴らしいです。
ビオラのフラワーボールも見かけましたが、やはり作りが良いですね。
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クリスタルパレス横ータイサンボク モクレンー
中央広場のアドベンチャーランド寄りにあるレストラン、クリスタルパレスの横には立派なモクレンの木を見ることができます。この大きさはなかなかですよ。５月〜６月頃には白い上品な花をつけてくれるので見ごたえあると思います。そして、ここまで足を運ぶとアドベンチャーランドの方へ行きたくなりますね。ジャングルクルーズに乗りたい！
乗りたいところではありますが、実はこの後にパレードがやってくるらしいので、しばしパレードを待ちます。
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シンデレラ城お堀 ーシダレヤナギとシーサーペントー
パレードが始まりましたのでついていきます。ミッキーたちはどんな植物のところまで案内してくれるのか。
見えてきたのはシダレヤナギです。日本のお城の周囲にシダレヤナギを見かけますが、こう言った西洋の古城の横にシダレヤナギを植えるあたりがユニークですね。
そしてその傍らにはシーサーペント。
少し拡大します。素晴らしい造園技術ですね。植物はイヌマキかな？ちょっと遠いので定かではありませんが、この手の造作をするのはイヌマキかなと思います。
近くには超巨大イヌマキもありました。この歴史を感じさせる幹が美しいんですよね。
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ファンタジーランド
シンデレラ城を突っ切りまして、ファンタジーランドへやってまいりました。
プーさんは本日お休みのようです。
イッツ・ア・スモールワールドに乗り込みます。
入り口では黄色いビオラが両サイドにお出迎えしてくれました。そしてここはファンタジーランドですから、ファンタジーの世界の植物を楽しむことができますよ。
まずはピンク色のヤシ。
サイよりも大きな葉を持つモンステラ。蓮の花も電球がついてて可愛らしいですね。
黒柳徹子さんもお変わりないようで。エレガントなパープルの花畑に佇んでいらっしゃいます。
花の観覧車や、メリーゴーランドも素敵ですね。色合いも良いです。ちなみにこのメリーゴーランドの中に隠れピノキオがいますので探してみてくださいね。
さて時刻はお昼過ぎになってきましたので、ここらでちょっと休憩いたします。ちょうどクイーン・オブ・ハートのバンケットホールが見えてきました。ローストチキンやハンバーグなどディズニーランドの中でもボリューミー食事がいただけるレストランです。しかしながら私ビールが飲みたくなってしまいましたので、クイーンレストランには入らず再入園出入り口で右手にポンとスタンプを押してもらい、一旦ランドを出てイクスピアリへ・・・。
クイーン・オブ・ハートのバンケットホールの入り口のアーチは巨大ヘデラでした。夜になるとバラの花の部分が光って幻想的です。
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さいごに
この記事を書いていて発見したのですが、「Disney in Pocket 東京ディズニーリゾート植物ガイド」なる素晴らしい書籍が販売されていたようです。紙の書籍は新品在庫切れで中古品プレミア価格になっているようですが、電子版の方は定価で購入可能みたいですよ。こちらの本を片手にディズニーリゾートへ植物見学に行けば１００倍楽しめること間違いなしです！私もこちら購入してから再度行ってみようと思います！
最後まで読んでいただきありがとうございます。なんと後編では強烈な雨が降りだしてしまいます。雨のディズニーランド、そして植物たちはどんな様相を見せてくれるのか。続きの後編はこちら！
【後編】ディズニーランドの植物がすごい！日本最大級の花と緑の植物園ディズニーリゾートを散策
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