わさび菜はお好きですか?ピリッとした辛味とシャキシャキの食感がたくさんの人から好まれて、色々なお店でサラダやおひたしなどで出されています。わさび菜は耐寒性に強く、成長も早いと言われていますので、ハーブのように年中育成、活用が期待できる植物の一つです。実際の耐寒性を確認するために、昨年から家庭菜園の検証スペースで栽培を開始しました。まずは関東で越冬が可能かを確認するため、プランターに植えて外気にさらしながら育成してみました。今年は平均的な冬の気温で雪も降ったり強風もあったりしましたが、問題なく成長し3月末の気温上昇とともに一気に背を伸ばして花を咲かせるようになりました。わさび菜強いです。この調子で一年間育成させながら観察していこうと思います。そして、ちょうど収穫の最後のタイミングでしたので、採れたてのわさび菜を使ったボンゴレビアンコ作ってみましたので、皆様にもご紹介させていただきます。
わさび菜の育てかたのポイント
ギザギザとした大きな葉の「わさび菜」は、九州の在来種「からし菜」から育成された品種です。名前は「わさび菜」ですが、お寿司やお刺身に使用する「わさび」とは関係がありません。味覚としては、名前の通りに「ピリッ」と辛いわさび風味ですが、強い刺激ではないので風味のある葉物野菜として用途の多い野菜で、生食でも火を通しても美味しくいただけます。家庭菜園する場合は春に黄色い花を咲かせてくれるのも見所です。そんなわさび菜育てかたのポイントは次の通りです。
●環境:日当たり、風通しのよい場所で育てましょう。
●温度:生育適温は15~20℃。検証した通り耐寒性に優れているので、越冬可能です。真冬でもゆっくり成長しています。耐暑性が弱いので真夏は日陰などで管理します。
●水やり:土が乾いたらお水をたっぷり与えます。
わさび菜のボンゴレビアンコの作り方
材料(2人分)
・あさり(400g)
・パスタ(160g)
・にんにく(3片)
・赤唐辛子(1〜2本)
・パセリ(大さじ1+小さじ1)
・わさび菜(6枚程度)
・白ワイン(30ml)
・オリーブオイル(大さじ3)
作り方
①あさりの塩抜きをする。(3%の塩水に1時間漬け、水から上げて30分おく)
②冷たいフライパンにオリーブオイル(大さじ2)、にんにくみじんぎり、赤唐辛子を入れ、中火にかける。オイルがふつふつとしてきたら弱火に落とし、ときどきフライパンを揺すりながら、にんにくの香りをオイルに移す。
③パセリ(大さじ1)を加えて軽く熱する。
④あさりと白ワインを加えて中火にし、ふたをして蒸し煮す。あさりの口が1、2個開いたら火を止め、ふたをしたまま余熱で全部の口が開くまで待つ。あさりの口が開いたらいったん取り出し、冷めないようにラップをかけておく。
⑤パスタを固めに茹でてから、フライパンに加え中火でときどき混ぜながらソースに絡める。
この時、パスタを茹でた鍋でわさび菜も茹でる。
⑥パセリ(小さじ1)とオリーブオイル(大さじ1)、茹でたわさび菜、あさりを戻してパスタに絡める。
お皿に盛り付けて完成。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
InstagramとTwitterにも投稿していますので、ぜひフォローお願いいたします。それでは植物のある暮らしをお楽しみください^^