リボベジご存知でしょうか?リボーンベジタブル(reborn vegetable)、野菜の再生栽培のことを言います。普段捨ててしまいがちなニンジンや大根などのヘタや、青ネギ、豆苗、セロリなどの根っこを水に浸けて栽培し、再生後に食すというものです。とってもエコで経済的で何より自分で育てた野菜を食べるという楽しさも味わえるので、在宅、自炊の機会も増えてきている昨今だからこそ試していただきたい栽培方法です。
再生栽培って何だから言葉の響きからして大変そうだなと感じるかもしれませんが、凄く簡単でどなたでも気軽に始められます。例えばニンジンであれば、ヘタの部分を1cm程の所でカットし、水に浸して置いておく。ほとんどこれだけなので、ぜひ試してみてくださいね。今回ニンジンでリボベジを実施しましたのでご紹介します。
リボベジのやり方【ニンジン編】
ニンジンのリボベジは次の手順で行います。
- ①ヘタ部分を1cm程の所でカットする
- ②容器にニンジンを置き、半分くらい水につかるようにする
- ③部屋の明るい場所に置く
- ④毎日水を変えて、底の部分(切り口部分)のぬめりを洗う
●初日(2021年3月24日)
まずは初日、水は全体の半分くらいが浸かるようにします。多すぎると腐ってしまったりするので要注意です。
毎日水を変えて、底の部分(切り口部分)のぬめりを洗うことを忘れずに行います。これを怠るとかなりの確率で失敗します。
●3日目(2021年3月26日)
3日目に芽が出てくる予兆が見られました。左側のニンジンから芽が出かかっていますね。
●5日目(2021年3月29日)
そこからさらに2日後、かなりはっきりと芽が出てきているのがわかります。
●6日目(2021年3月30日)
この頃になると、はっきりとニンジンの葉が出てきています。ここまでくると、この後は一気に成長していきます。
●8日目(2021年4月1日)
そこからさらに2日後がこちら、もうそろそろ収穫できそうですね。
●13日目(2021年4月6日)
もう収穫しても良いくらいに成長してきました。
●19日目(2021年4月12日)
ここまでくると多少収穫しても、また生えてきますので、ちょっとしたお料理に活用できます。
活用レシピ【ニンジン編】
ニンジンの葉が10cmくらいにまで成長したら、根元の方から切って収穫します。ニンジンの葉からはβカロテンやビタミンEが摂取でき、味もクセがなく食べやすいのが魅力的です。
ニンジンポタージュ
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