ドライハーブを作ってみませんか?ハーブ栽培を始めたけど、どうやって活用しようかお悩みでしたら、まず試していただきたいのがドライハーブ作りです。乾燥させれば半年〜1年程度の長期保存が可能ですし、乾燥させることで香りが増すものもありますので、お料理、お茶、リラクゼーションなどに活用して楽しむことができます。今回はそんなドライハーブの作り方、そして活用方法をご紹介いたしますので、ぜひ一緒に作ってみましょう。
ドライハーブの作り方4ステップ
ドライハーブ作りの手順は次の4ステップです。
ステップ1収穫
収穫の際には剪定ばさみを使います。よく切れるハサミでも大丈夫です。
画像の赤線部分をカットして摘み取ります。左右に枝分かれしている白丸で囲った葉がこの後成長していきますので摘み取らずに残しておいてくださいね。全体の1/3程度であれば収穫しても成長に影響が出にくいです。苗が小さいうちにあまりたくさん収穫すると、枯れる原因になるので注意しましょう。乾燥前と後では重さが1/10くらいになると言われていますので、必要な分量を想定しながら収穫してください。また収穫時期は春~秋の間であれば、いつでも収穫することができますが、最も香りが強くなるのは開花直前の時期になります。
収穫する時期をいろいろ試してみながら、自分の好みの時期を探してみるのも楽しいですよ。
ステップ2:水洗い
収穫したハーブは、痛んだ葉を除き、流水で軽く水洗いします。水洗い後はしっかり水分をふき取りましょう。
水分が残りすぎているとカビの原因になりますので注意してください。
ステップ3:乾燥
乾燥させる方法としては自然乾燥がおすすめです。束にして逆さにつるしたり、細かいものは新聞紙などに広げて乾燥させ流方法もありますが、もっともお手軽なのはドライネットに並べて乾燥させる方法です。乾燥時間は状況によって1〜3日くらい変動はありますが、茎がポキッと折れるくらい、葉がパリパリとするくらいが乾燥終了のサインになります。
香りを残しながら上手に乾燥させるコツ
●天日に当てない
強い光に当ててしまうと、香りの成分が揮発してしまいます。『風通しの良い日陰』にしましょう。
●短時間で乾かすこと
時間をかけて乾かすことで、香りの成分が揮発してしまいますので、湿気の多い季節は避けて、短時間で乾くような時期がおススメです。
ステップ4:保管
ドライハーブはジップ付きの保存袋、プラスチック容器、ガラス容器など密閉容器に入れ、空気に触れないようにして保存しましょう。置き場所は直射日光の当たらない場所で常温保存が最適です!
ドライハーブ活用レシピ
ハーブティ
ドライハーブを作ったらまずはハーブティーをおためしください。美味しいお茶が出来上がればドライハーブは大成功です。こちらはミントティーの作り方をご紹介しています。
●【ミントティーの作り方】週末はリラックス効果抜群のミントティーを飲んで過ごそう
ハーブソルト
ドライハーブさえできてしまえば、ハーブソルトはいつでも簡単に作ることができます。お料理に使えば一手間かけたような味わいになりますし、ハーブバスとしても活用でき大変重宝しますよ。
●お手軽、簡単!自家製ハーブソルトの作り方
ドライコリアンダー中華粥
香港滞在中に現地の方から朝食にとオススメされて食べに行った中華粥に衝撃を受け、再現した中華粥をコリアンダーでアレンジしました。是非お試しいただけると嬉しいです。
●【簡単ハーブ料理】ドライコリアンダー中華粥の作り方
ドライハーブで焼いたフレンチトースト
タイムのドライハーブを使ったフレンチトーストのレシピです。
●ドライハーブを使った大人向けフレンチトーストの作り方
ドライハーブが隠し味!簡単ナポリタン
タイムのドライハーブを使ったフレンチトーストのレシピです。
●ハーブが隠し味!簡単ナポリタンの作り方(オレガノ&ローズマリー)
ドライハーブ作りの手順と活用レシピをご紹介させていただきました。是非お試しいただけると嬉しいです。またInstagramとTwitterにも投稿していますので、ぜひフォローお願いいたします。それでは、植物のある暮らしをお楽しみください^^